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このサイトでいう労働者の定義とは |
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このサイトでは、労働者と言う言葉が頻繁に出てきます。
まず、このサイトにおける労働者の定義を整理しておきます。
基本的に働く人は労働者ですが、労働者というと肉体労働者を連想することもあります。
しかし、このサイトでは、働く人を大きく4分類しています。
① 経営者(法人の取締役など)
② 正社員A
③ 正社員B
④ 非正規社員
「②正社員A」というのは、自分の勤務方法や勤務時間、自分の報酬を決められる人(経営者に進言できる人)です。
この「②正社員A」は、働き手としての自分の価値を知っていて、いわゆる成果や目標を具体的に提示できる人です。
「②正社員A」は、経営者に準ずるレベルの社員と言えますが、中には経営者を超える社員の存在もあります。
そして、部長や課長などの一般的な管理職者の役職とは関係がありません。
「③正社員B」は、正社員ですが、代替えが可能な流動的な立場の社員です。
場合によっては、部長や課長などの一般的な管理職者も含まれます。
「②正社員A」及び「③正社員B」の比率は、その企業の業種や業態にもよりますが、おおむね「②正社員A」は正社員全体の10%未満、「③正社員B」は90%以上と思われます。
「④非正規社員」は、一般にパート、アルバイト、派遣登録社員、季節労働者などと呼ばれています。
このサイトでの労働者は、「③正社員B」及び「④非正規社員」を指しています。
通常、「③正社員B」及び「④非正規社員」は、平常時や繁忙期には必要な人材ですが、業績の悪化や社会情勢の変化などで雇用が流動的な労働者です。
このサイトでの労働者は、いわゆる会社や上司に拘束され、賃金の額を会社に決められている人たちです。
例えば、住宅ローンを組んで住宅を確保しても、いつ会社に捨てられるかわからず、不安やストレスを払拭できない人たちです。
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労働力は、企業における利益創出のためのコストという考え方 |
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労働力をコストと考える経営者は、相変わらず多い!
労働者が必要であるにもかかわらず、安価な賃金で労働者を集めようとする。
安価な賃金の割に、労働者に求める要求は多い。
安価な賃金で、精一杯働かせようとしているのです。
やはり、労働者は、コストです。
労働者はコストですから、安価な賃金のほうがいい。
安価な賃金であれば、自由に勤務させ、自由に働いてもらえばいいのですが、やはり監視や管理は怠らない。
安価な賃金なのに効率や生産性を高めることを考え、会社の業績が良くないときは希望退職者を募り、首切りです。
コストの圧縮による弊害もあります。
飲食業では、従業員不足で、顧客による営業妨害やイタズラを監視することもできない!
それで、ロボットや監視カメラを導入!人間よりロボットのほうが好きなようです。
会社は、安価な賃金なのに、スキルアップを求める。
でも、安価な賃金では、スキルアップはままならない!
そのようなことで、企業は、相変わらず消耗品的な労働者を創造している。
考えてみれば、労働者も労働者です。
なぜ、労働者を辞めることを考えないのか、不思議です。
そう、FIREもNISAも飛び込んでみたけれど成果が出ない。
出ないはずです。組織に煽られてのFIREもNISAは、労働者の味方ではないからです。
考えてみてください。
投資やギャンブルは、資産が多い人には勝てません。それが大原則です。
でも、実際には、資産の多さ以上に労働者に不足しているものがあります。
選別する能力の不足です。
労働者のままでいいのか、それとも労働者を離脱するのかの選別です。
日本は、資本主義社会の国ですよね!
そうであれば、経済的に強いものが勝つ!
労働者のままで愚痴や不満を言って生きていたら、やはり事業経営のコストです。
スキルアップ!それも自分自身のためのスキルアップ!
会社に喜んでもらおうなどと考えないことです。
「雇われている人」から離脱して、立派に仕事をこなして利益を会社にもたらす人間として働くことです。
自分を評価してくれなければ、会社の選別です。そして転職です。
転職がすべてを解決してくれるわけではありませんが、勤続年数が長いからと言って評価してくれる会社は著しく減っています。
企業が甘いことを言っていたら、行き詰まってしまうからです。
不思議なのは、捨てられた存在なのに、評価されていないのに、会社にしがみついている労働者が多いことです。
そして、もうひとつ不思議に感じていることは、非正規社員として、人材派遣会社に登録している労働者の存在です。
二重、三重に搾取されているのに・・・
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【ご案内】当サイトは、私的な考え方、意見を綴っています。すべてが正論とは思いませんが、すでにスタートしていますので、行く末をお楽しみに! |
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